SAPが使えるようになったらやっておきたい初期設定7選

 

SAPが使えるようになったら、とりあえず設定しておきたいこと7つを紹介します。


誰でもやっておいて損はない設定

1. 技術名称の表示

メニューバーの「補足」→「設定」をクリックします。
「技術名称の表示」にチェックをします。


こうすることで、メニューを展開した時や、各種伝票画面で固有のコードが表示されるようになります。
一例として、メニューでは黄色部分が表示されます。


表示されるメニューはユーザごとに異なる可能性があります

2. オプションでの「ドロップダウンリスト内にキーを表示」

メニューバーの「歯車マーク」→「オプション」をクリックします。

「ドロップダウンリスト内にキーを表示」と、
「キーボード入力効率化のためにドロップダウンリスト内のキー...」の両方にチェックを入れましょう。

このようにプルダウンメニューにコードが表示されます。


3. ユーザのデフォルト設定(10進表記、日付書式、時間書式)

T-cd:SU01から、表示に関するデフォルト書式を設定します。
おすすめは、以下画像の設定です。


4. セキュリティ設定

ALVの一覧をExcelにダウンロードするときに、必ず出てくるポップアップを非表示にする方法です。
「デフォルトアクション」を「許可」にすると、ポップアップが表示されなくなります。


これが表示されません(地味に便利)



以下、必要に応じてやっておく設定

5. オプションでの色設定

メニューバーの「歯車マーク」→「オプション」から設定します。
開発環境などでクライアントを使い分ける場合、誤認を防ぐのに役立ちます。

以下は色設定です。画面右下部分がクライアント固有の色設定になります。


6. T-cd:ME51N、ME21N、MIGOの初期設定

購買依頼、購買発注、入出庫のトランザクションで、伝票の初期値を設定することができます。
購買依頼と購買発注では、画面右側の「個人設定」から設定します。

以下は購買発注の初期値です。ヘッダ部と明細部で初期値が設定できます。

T-cd:MIGOについては、メニューバーから「初期値」をクリックすることで設定可能です。


7. T-cd:SE16N/SE16Hのテーブルのバリアント設定

コンサルタント、エンジニアの方はテーブルを参照することが多いと思いますが、テーブルの全項目を毎回表示すると、時間もかかる上に視認性が悪化し、作業のパフォーマンスが落ちてしまいます。
よく使うテーブルは以下のように必要な項目のみに出力マークを設定し、バリアント保存をしておきましょう。
キーボードのF6キーですぐに呼び出せます。


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