【一覧】SAP GUIのショートカットキーで効率アップ

 

よく使うSAPのショートカットキーのうち、効率アップにつながったショートカットキーを紹介します。
※Ctrl + S やCtrl + FなどのWindows共通のショートカットキーは省略しました


効率アップ間違いなしのSAPショートカットキー

1. Ctrl + /

コマンドフィールド(トランザクションコードを入力するボックス)にカーソルを遷移させる

シンプルですが、普段のSAP業務がスムーズになります。

2. Ctrl + Y

文字列の範囲選択
以下のように範囲を指定して選択することができます。Ctrl+Cと組み合わせましょう。
ちなみにこれはOutlookやWordでいうと「Alt」押しながらドラッグ、と同じです。


マウスでは選択できなかったボックス形式の部分もまとめて選択できます。
これ、知らないとけっこう苦労する場面多いです。

さらに、地味に便利なのが一覧表示画面で行をクリックすると行全体が選択されてしまう場面です。
以下では真ん中の行全体が選択されており、そのままCtrl + Cとすると、行全体がコピーされてしまいます。
この状態でCtrl + Y と押下すると、300,000だけが選択された状態になり、そのセルのみをコピーできます。

3. Shift + F12

クリップボードからアップロード
Ctrl + Vとは違って、以下のような画面に対してコピーしてる値を全部貼付します。
※Ctrl + Vだと画面に映ってる行数しかペーストしてくれないという謎仕様(以下でいうと8行分のみしか貼付されない)。



その他、わりとよく使われるSAPのショートカットキー

/o + トランザクションコード

【例】/oMM01
ウィンドウを一つ立ち上げてでトランザクションを開く
人によっては「/o MM01」とスペースを空ける人も。

/n + トランザクションコード

同じウィンドウでトランザクションを開く

/h

デバッグ起動
事前にブレークポイントを打っておくと良い

/nex

確認なしでGUIを閉じる
一日の仕事を終えるときに使うコマンドです。

F1(項目にカーソルを当てた状態で)

項目ヘルプ(その項目がどういうものなのかを調べる)
「トンカチマーク」からテーブル名や項目名のような技術情報を調べられる。
「人と鍵のマーク」から該当のコンフィグにジャンプできる。
おそらくSAPを触り始めて1年目に教わるはず。

F2

Enterやダブルクリックと同じような動作

F3

画面を戻る(緑矢印のボタンと同じ)

Shift + F3

画面を抜ける(黄色矢印のボタンと同じ)

F4(項目にカーソルを当てた状態で)

検索ヘルプ
入力可能な値を調べる

F8

実行ボタンと同じ

Ctrl + G

検索続行
双眼鏡に+マークのボタンと同じ

%PC

画面表示内容をファイル出力する
これはショートカットキーではなくコマンドかなと思いますが.....
T-cd:ME1L(購買情報一覧 仕入先別)やMB5B(在庫受払帳)のような、テキストや罫線のみで構成される旧来の画面には使えます。

ALV表示の画面やテキストボックスなどがある画面には使えないです。


是非使ってみてください。

今回参考にしたサイト



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