テーブル E070(移送/タスクのヘッダ)
開発環境から品証・本番環境等にリリースした後、インポートしたインスタンス側から、正しく移送が取り込まれているかを確認することができます。
もふ犬が今参画しているプロジェクトでは、ベーシスチームにて移送を本番環境に取り込んでいるので、ベーシスチームに確認せずとも該当の移送が取り込まれているかの確認に使っています。
テーブルE070には、移送依頼の内容説明「AS4TEXT」(移送依頼のテキスト)という項目も含まれているので、どの移送なのかという判別もつきやすくなっています。
(2022/5/25 追記)
上記のE070はクライアント非依存のテーブルであるため、「インスタンス」にインポートされたことはわかりますが、どの「クライアント」にインポートされたかまでは分かりません。
そのため、テーブル TPALOGを使用して、特定のクライアントにインポートされたことを確認する必要があります。
また、同時にリターンコード(項目名RETCODE)も確認しましょう。
リターンコード(RCとよく記述される)の種類は以下の通りです。
(参考1)SAP Help Portal - 移送ログ内のリターンコード
https://help.sap.com/doc/saphelp_nw70/7.0.12/ja-JP/57/38e26c4eb711d182bf0000e829fbfe/content.htm?no_cache=true
リターンコード 0008については、こちらが詳しいです。チェック方法などをまとめられています。
(参考2)SAP Community - 移送関連のエラー(リターンコード0008、デグレ等)を防ぎ、ソフトウェア導入プロセスを改善する方法
- How to prevent transport related errors (e.g. RC8, Downgrades) and improve the Software Deployment Process
https://blogs.sap.com/2022/03/24/how-to-prevent-transport-related-errors-e.g.-rc8-downgrades-and-improve-the-software-deployment-process/
Twitterにて有益な情報を提供いただいた、
大平 祐輔 さま(グランパスコンサルティング株式会社 代表取締役)@GranPaz_Yusuke
ジョン@SAPエンジニア(ABAPer)さま @bitsoul1
この場をお借りして感謝申し上げます。
どうもありがとうございました!
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