T-cd: MMBE(在庫状況照会)の上位互換トランザクション

 

どの品目がどこにいくつあるか、関連する発注残や入出庫予定などを見るのに重宝するT-cd:MMBE(在庫状況照会)ですが、1品目しか参照できないという特徴があります。

以下の2つのトランザクションでは、複数品目を一覧で参照することができます。
  • J3RFLVMOBVEDH - 在庫状況照会(新規)
  • RWBE - 在庫状況照会

J3RFLVMOBVEDH

SAP ECC時代から追加されていて、元々はロシア向けに作られたトランザクションのようです。(名前が覚えられないw)
デメリットとして日本語表記が一部のみで、英語表記中心となっています。
選択画面にて、在庫の転記日付が入力必須となっています。
ALV表示となっているので割と使いやすいです。

RWBE

本来は小売り向けのトランザクションのようで、MMBEなどのSAPの標準的なトランザクションと名称が少し異なります。

(2022/05/30 追記)
※「商品」は品目コードに相当しますが、「商品グループ」は品目グループに相当する項目ではないようです。


また、ALV表示にすることができます。

第一画面の「一覧照会」タブから、「ロット在庫」にチェックを入れることで、一覧上にロット番号を表示することが可能でした。
※ただし、第一画面上でロット番号を検索条件に含めることはできません









コメント

このブログの人気の投稿

【一覧】SAP GUIのショートカットキーで効率アップ

SAPが使えるようになったらやっておきたい初期設定7選

T-cd:MR21を使った品目マスタの原価更新手順