請求書照合(MIRO)の税コード初期値をコンフィグで設定すべき?
請求書照合時の税コード初期値
SPROにて以下のパスでコンフィグ定義することができます。
IMG → 在庫/購買管理 → ロジスティクス請求書照合 → 請求書受領 → 更新:税コード初期値
"SG01"はSAPのサンプル会社コードです |
この税コード初期値は、請求書照合(T-cd:MIRO)の際にデフォルトで設定されますが、国内版とは配送費用版の1つずつしか設定できません。
そのため、設定しなくてもよい、もしくは、設定するとエラーになる場合があります。
それは、購買発注伝票にすでに税コードがセットされている場合です。
(基本的に、本番運用では購買情報に税コードの初期値をセットすると思います)
- 軽減税率が適用される、飲料水や食品添加物などは、消費税8%
- 輸入する場合には、(購入時点では)不課税のため0%
これらの場合に、MIROを登録しようとすると税コードの差異によりエラーの原因になります。
IFなどで自動でMIROを処理する場合には特に注意が必要です。
税コード初期値は、上記の通り悪さをする可能性があるため、コンフィグ上設定せずにブランクにしておくのが適切なのかもしれません。
その場合、購買発注時に税コードが設定されるよう、購買情報に正しく税コードを設定すること、発注時に正しい税コードが設定されることを推奨します。
輸入に関する税については以下サイトが詳しいので、参照ください。
コメント
コメントを投稿